転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

強弱対立の様相

昨日の東京株式市場は5日ぶりに小幅反落となりました。前日16日の日経平均の日足は上髭の十字足で三空形成でした。昨日の寄り付きが下放れて陰線形成ならば「捨て子線」という売り線、逆に上放れの陽線だと大相場の始まりという解釈が成り立つところでしたが、上下値幅100円弱の小さな陽線形成ですので判断は先送りとなりました。日足ローソク足はわずか71銭の陽線形成と前日に続き十字足形成であり、強弱対立の様相です。

21日は荒れる可能性

市場スケジュールをみると17~18日にEU首脳会議が行われます。強弱対立の理由はこの首脳会議にあります。ここで英国政府とEUが離脱協定に合意できない場合、ジョンソン首相は19日(土曜日)までに離脱延期の要請をすることが義務付けられています。となると現実的なシナリオとして、延期要請ならば問題ありませんが、要請拒否の場合、月末に合意なき離脱ということになり、休み明けの21日のマーケットが荒れる可能性があるということは押さえておかねばなりません。ただ、ブレグジット問題で下げるなら、そこは絶好の買い場になると思われます。

年末高に向け押し目買い

一昨日の上昇により年初来高値を取ったことで、上昇相場の扉が開きました。8月6日安値の2万0110円、9月19日高値の2万2255円、そして10月4日安値の2万1276円から計算できる目標株価を一目均衡表・値幅論に当てはめてみると、N計算値で2万3421円、V計算値で2万3234円、E計算値では2万4400円が期待できることになります。年末株高に向けて押し目買いでしょう。

日々勇太朗




株式情報と相場見通し

10月26日株式セミナーin大阪 大阪メトロ長堀橋駅から徒歩1分

Pocket