転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

5日、20日線回復の一方デッドクロス

 昨日の東京株式市場は続伸し、日経平均は5日移動平均線や20日移動平均線を回復しました。先週末22日の日経平均は5日移動平均線に上値を押さえられましたので、ここを回復したことは好ましいことです。一方で5日移動平均線が20日移動平均線に対し上から下に抜けるデッドクロスが示現しました。

昨日の上昇はダマシの可能性

 再度順並びとなってゴールデンクロスするには本日なら2万3500円以上が必要です。また、横ばい推移であるならば、今週末まで昨日水準を維持する必要があります。ということは、昨日の上昇はダマシの可能性もある訳です。今後の推移を見守らねばなりません。

マザーズ1年半の調整から脱出

 それよりもなによりもマザーズ指数が先週三角持ち合いを上放れ、52週移動平均線にタッチしてきました。マザーズ指数が52週移動平均線を割り込んだのは昨年4月のことでした。約1年半の調整から脱出しつつあります。

ホットマネーは直近IPOへ

 まだ、上向きに転じたのは13週移動平均線だけであり、26週移動平均線も52週移動平均線も下向きのままですが、季節的にこの時期はIPOが駆け込み的に急増します。12月に入ると活発となり、現在、24社のIPOが予定されていますが、年が明けると2月半ばまではお休みとなることから、例年、年末~年始はホットマネーが直近IPO銘柄やその周辺銘柄へと向かうケースが多く、ここよりジャスダックやマザーズ市場で値幅取りの動きが活発化するものと思われます。

年末相場は新興市場

 マザーズ指数が52週移動平均線にタッチしてきたことを見ると、今年の年末相場は新興市場が大賑わいとなる可能性があるためマークしていきましょう。

日々勇太朗




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