転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

高値更新後急速に値消す

昨日の東京株式市場は、25日のNY市場で主要3市場が最高値を更新したことで、上放れスタートとなりました。一時、2万3608円まで買われ、取引時間中の年初来高値を更新しました。しかし、その後は急速に値を消す展開となり、上髭陰線を形成しました。恐らくニュースに振り回された売り方が買い戻しを急いだことが上昇主因と思われますが、買い戻しが一巡すると新規の買いは見当たらず、利食い売りを急いだということなのでしょう。

米中交渉期待はトーンダウン

そのニュースというのが米中交渉継続期待というものです。当初の米中合意が米中合意期待となり、その後、米中フェーズ1の合意期待へと後退し、今度は交渉継続期待とどんどんトーンダウンしてきている中、株価が更に上昇していくというのは不思議しかありません。やはり、パウエルバズーカによるバブル相場と解釈すべきなのでしょう。

MSCIリバランスで売買代金膨らむ

売買代金は前日比倍増の3兆円台となりましたが、この日はMSCI指数採用銘柄の入れ替えに伴い、リバランスの売買で膨らんだものと思われ、それを除くとどの程度だったのでしょうか。MSCI指数は海外投資家のベンチマークですので、相当な額になっているはずです。日経平均は80円高、TOPIXも2.75ポイント高でしたが、値上がり銘柄数が852と値下がり銘柄数の1199を大きく下回っています。

12月4日が重要

さて、日柄面からは12月4日が重要でしょう。11月8日高値から11月21日安値の10営業日の対等日柄と同時に10月4日安値から42日変化日が重なります。12月4日に向けて上昇継続するならば一旦売り、下落していくならば買い場と考えます。

日々勇太朗




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