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年内上値追いは難しい
先週の東京株式市場は反落しました。17日には2万4091円高値まで上昇し年初来高値を更新しましたが、16日以降の日中の日経先物の出来高が3万枚台と閑散になったことから、東京市場の売買代金の6割超を占める海外投資家が徐々にクリスマス休暇入りしていったことが伺えます。今週も彼らは休暇中であり、戻ってくるのは27日か30日か。となれば日経平均の年内の上値追いは難しいと思われます。
IPOに資金集中
このような事情でIPOに資金が集中しています。先週の動きをみれば単に個人投資家が群がっているだけではなく、連日大商いで賑わい上値追いする銘柄が増加していった様子から、久々にアクティブファンドが参戦してきた可能性が高く、年始相場に向けてIPO銘柄参戦のため換金売りに晒されたマザーズ銘柄を仕込んで年越しと致しましょう。
日々勇太朗
大阪・船場発の経済情報マガジン 経済市場新聞 economypress
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