地盤ネットHDに注目【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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大納会の終値を上回る

昨日の東京株式市場は急反騰し大納会の終値を上回ってきました。トランプ大統領演説で米国とイランの軍事衝突懸念が薄らぎました。年明けから陰-陽-陰-陽とクジラ幕のように毎日逆方向へと値幅を伴い動いています。

底入れ機運も暫し底固め

一昨日の日経平均が一時2万3000円大台を割り込みはしましたが、日足ローソク足が十字足を形成し、昨日は上放れの陽線形成となっており、ひとまず底入れ機運が高まるところ。目の前には20日移動平均線(23690円)が位置しており、ここを回復できるのかどうか。ひとまず戻り売りなども出てくるところであり、暫し底固めも必要なので、当面は2万3000円~2万3700円でのレンジ相場予測です。

メディアリンクは目先ピークアウト

個別では連日注目としていたメディアリンクス(6659)が5日続伸して一時443円高値までありました。2018年12月安値の238円、2019年4月高値の410円、2019年5月安値の283円から計算すると、一目均衡表・値幅論におけるN計算値である455円にほぼ到達。出来高が更に急増したことから目先的にはピークアウトしたのではないかと思います。

短期利食いし突っ込み狙い

記事が掲載された8日の寄り付きが352円でしたので上昇率25%ならば十分でしょう。ただ、全く枯れていた銘柄が突如材料も見当たらない中での急騰なので、まだ初動段階なのかもしれません。V計算値=537円、E計算値=582円を目指す可能性もあり、短期利食いしながらも突っ込めば再度狙ってみても面白いかもしれません。

国土強靭化で出来高増加

本日は地盤ネットホールディングス(6072)に注目してみたいと思います。政府が昨年末26兆円規模の大型経済対策を閣議決定しており、災害復旧を含む国土強靭化関連費7兆円を計上。メディアリンクス同様にこの一年間相場らしい相場もなく枯れた存在ですが、ここにきて出来高が増加しつつありますので、注目銘柄に取り上げたいと思います。

日々勇太朗

by 株価チャート「ストチャ」

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