指数は調整入りの可能性【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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上値の重たい状況

昨日の東京株式市場はマチマチの展開でした。米中貿易協議がようやく調印にこぎ着けましたが、マーケットの反応は限定的。TOPIXは続落で3日連続の陰線形成。このところ値下がり銘柄数が圧倒しており、上値の重たい状況となってきました。

TOPIXは調整示唆

TOPIXの5日移動平均線が20日移動平均線を上回りゴールデンクロスとなりましたが、指数はこれら2本の移動平均線を割り込んできており、調整を示唆する動きとなりました。日経平均も5日移動平均線と20日移動平均線がゴールデンクロスを示現。こちらは両線を割り込むことなく踏みとどまっていますが、ゴールデンクロスの効果を上げるためにはここで大きな陽線が立つ必要があります。

地盤ネットは面白い存在

個別では5日移動平均線タッチから地盤ネット(6072)が切り返してきました。1月10日の263円高値面合わせの高値引けとなりました。9日~10日の2日間で300万株の出来高を記録しましたが、それよりも少ない出来高で高値まで戻してきており、戻り売りらしい動きがありません。264円買いとなれば面白い存在になると思います。

日々勇太朗

by 株価チャート「ストチャ」

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