75日線割れ【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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底入れ期待はあるが…

昨日の東京株式市場は続落となりました。12月高値から26日目変化日だったことから底入れ期待はありますが、日経平均は75日移動平均線を割り込み、5日移動平均線と20日移動平均線がデッドクロスしました。

概ね1000円幅下落

日経平均の75日移動平均線割れは昨年8月1日~9月5日以来のことです。この時は2万1540円から3日間で2万585円まで急落しました。それ以前では昨年5月10日終値の2万1344円から6月4日の2万408円まで下落しました。概ね75日移動平均線を割れると1000円幅下落する傾向があるようです。

2万2050円が目処

ここより1000円安すると仮定した場合の目指すポイントは200日移動平均線の走る2万2050円が目処となります。そしてその時期は次なる日柄変化日となる2月6日前後を想定します。

NY主要3指数は窓空け下放れ

NYの主要3指数は27日、揃って日足の窓を空けての下放れとなりました。20日移動平均線を下回り、5日移動平均線が急速に低下してきました。NYダウの日足ローソク足は十字足形成となったことで、一旦の反発が入りそうですが、2万8880ドルを回復できるのかどうかに注目しましょう。

明朝にFOMCの結果判明

明朝にはFOMCの結果が判明します。政策変更は予想されていませんが、声明や議長発言は今後も緩和的低金利政策をFRBが維持し、かつトレジャリーボンドの買い取り計画が持続されることが明言されれば、反発の切っ掛けになるかも知れません。

好業績で右肩上がりの銘柄

かようにテクニカルチャートは下向きに転じました。早々に日経平均が75日移動平均線を回復し、急速に20日移動平均線を突破して、5日移動平均線が上向きに転じねば上昇波動には戻れないという状況。このような相場では、好業績で右肩上がりを維持、継続している銘柄に絞り込むのがセオリーです。

無理せずポジション軽めに

引き続きインティメート・マネージャー(7072)、レーザーテック(6920)などを注目していきます。ただし、無理は禁物であり、ポジションは軽めにし、目一杯張ることは避けねばなりません。

日々勇太朗




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