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FRB金融政策報告書で…
週明け10日の東京株式市場は続落となりました。
先週末の米国市場では市場予想を上回る1月の雇用統計が発表されましたが、同時にFRBが公表した半期に一度の金融政策報告書において、「製造業の落ち込みや世界経済の低迷を受け、緩やかに拡大しているとしていた米経済が昨年鈍化した」ことを指摘。一方で雇用市場と個人消費は依然堅調だとしたうえで「来年に掛けてリセッションが発生する可能性は低下した」とも報告。今後のリスクとして、新型コロナウイルスの感染拡大による副次的な影響、「上昇した」資産価値、過去最高水準に迫る低格付け企業の債務などを挙げ、経済悪化の一因になる恐れがあるとしたことで、感染拡大懸念の浮上によりNY株式は5日ぶりに反落し、長期金利が低下したことでドル円の上値も重くなりました。
あす12日と20日を重要視
先週お伝えしておりましたように12月高値から33日目となる変化日の2月6日に日経平均は戻り高値をつけました。この日は11月1日安値から12月17日高値までの32営業に対する対等日柄でもありました。
次の変化日はあす12日です。この日は直近2月3日安値から7日目と同時に昨年8月6日安値から11月8日高値までの63日営業日数を、11月8日から更に63日加算した対等日柄が重なる変化日となります。また、12月高値から42日目となる2月20日変化日も重要視して見ていきます。
このどちらかでのボトム打ちからの立ち上がり確認から買い目線で仕込む局面と考えております。
日々勇太朗
大阪・船場発の経済情報マガジン 経済市場新聞 economypress
「新時代になった株式市場に大チャンスが来る」2月22日(土)第4回 株式セミナー in大阪
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