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NT倍率は過去最高水準
先週の東京株式市場は週間値幅が305円と高値膠着の一週間でした。一方、TOPIXは5日続落となっており、NT倍率が13.9倍台と過去最高水準となりました。SBGなど指数寄与度高位の値嵩株により日経平均が押し上げられた格好ですが、TOPIXは20日移動平均線や75日移動平均線、13週移動平均線などを割り込んできており、東京株式市場は現実、調整局面入りを示唆しています。
感染拡大の影響織り込む展開
新型コロナウイルスの感染拡大が及ぼす景況感悪化を、地理的に近隣の日本市場は織り込む展開となってきたようです。TOPIXの下値サポートポイントは26週移動平均線の走る1662ポイントや一目均衡表週足雲上限の1620ポイントとなります。仮にこれらポイントまで下落した場合は日経平均が2万3150円ないし2万2500円を覚悟せねばなりません。
日々勇太朗
大阪・船場発の経済情報マガジン 経済市場新聞 economypress
「新時代になった株式市場に大チャンスが来る」2月22日(土)第4回 株式セミナー in大阪
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