転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

続伸も値を消す展開

昨日の東京株式市場は続伸しましたが、上値は重く日足ローソク足は陰線形成となりました。朝方は堅調なNY市場と111円台の円安進行により、一時406円高の23806円高値までありました。しかし、戻り売りで徐々に値を消す展開となり、お昼休みにクルーズ船の乗客2人の死亡が伝わると、後場の寄り付きはギャップダウンスタートとなり、前日の終値近くまで下落しました。
取引時間中は主要な移動平均線上を回復していましたが、引けてみればわずかに5日線や20日線を上回った程度です。

何よりもTOPIXが冴えず

一目均衡表でも雲の中に押し戻されており、上値は重いと考えねばなりません。何よりもTOPIXが冴えません。TOPIXは続伸とは言え、まだ5日線を回復することままならず、20日線(1700ポイント)や75日線(1710ポイント)には距離があります。一目均衡表でもまだ雲下限にも届いておらず、日経平均主導による上昇故にNT倍率は14.01倍に拡大しています。ちょっと異常な動きに映ります。

悪い日本円売り進む

ドル高円安が急激に進行し、111円台に乗せてきておりますが、これは悪い円安です。消費増税によりGDP速報値が悪化し、そこへ新型コロナウイルスの感染拡大が重なった日本円売りです。2月第2週の投資部門別売買状況では海外投資家が現物、先物ともに売り越しており、金額自体は992億円と驚きにあたりませんが、今後日本株売りが活発化しないとも限りません。注意深く見ていく必要がありそうです。

日々勇太朗




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