当然の反発【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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陽線包み足形成

 週明け2日の東京株式市場は6日ぶりに反発しました。寄り付きは下放れスタートとなり、その後一時2万1593円高値まであり、先週末高値を抜きました。後場に入っては北朝鮮から飛翔体が発射されたとの報で値を消しましたが、上髭では前日の陰線を包む陽線包み足を形成しました。

2万1000円割れで達成感

 1月8日安値から2月3日安値までの17営業日数に対し、対等日柄で同様にボトム打ちとなったようです。また、2018年12月安値から直近高値までの上昇幅5167円に対する61.8%戻しが2万0921円、PBR1倍が2万0728円、そして2018年12月安値と2019年8月安値を結んだ線の延長が2万0600円付近にあることなど、2万1000円割れには売り方も達成感とともに、更に売り込みづらい位置でした。

どこまでリバウンド

 ここでの反発は当然のことと思います。まだまだ大きく揺れる可能性はありますが、目先的にここで一旦底入れとするならば、直近下げ幅に対する38.2%戻しが2万2085円、50%戻しが2万2472円、61.8%戻しが2万2859円となりますので、どのあたりまでリバウンドできるのかを見ていくことになります。

臨機応変に対処

 突っ込みは買い目線で良しとして、当面は急伸する場面では戻り売りが出てきましょう。一昨年10~12月の急落場面でも10月末から11月初旬のリバウンド後に駄目押しの急落がクリスマスまで起こりました。どのあたりで上値が重たくなるのか慎重に見ながら、臨機応変に対処せねばなりません。

日々勇太朗




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