少しずつ静かに買う【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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感染拡大による経済損失は計り知れず

 世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスを「パンデミック」と表明したことを受け、昨日、米トランプ大統領は欧州から米国への渡航を30日間停止すると発表しました。英国が含まれないのは日本同様に島国だからだと思われます。また、感染者が急増しているイタリアでは全土でレストランやバール、各種店舗、美容院などを全面閉鎖。同様の措置が各国に広がっています。新型コロナウイルスの地球規模の感染拡大による経済損失は計り知れません。

株価はどこかで急反転

 しかし、リーマンの時と違って金融機関に問題はありません。シェールオイル企業のクレジットクランチは起きないとも限りませんが、それは原油価格の問題です。12日の発表では、感染源とされる武漢の新たな感染者数は8名と1月17日以降で初めて一桁に留まりました。地球規模での封じ込めにはまだしばらく時間が必要でしょうが、株価はどこかで急反転すると思います。

下げは緊急的対策を引き出す

 昨日はトランプショックの形ですが、米国もこのまま株価の崩れを放置するわけにはいかないでしょう。この下げはさらに緊急的な対策を引き出すことにつながってくると思われます。

2万1000円近辺まで真空地帯

 私は時間差を設けながら、少しずつ静かに買うとい目線です。焦る必要は決してありません。底打ち反転となれば、一本調子の急落だけに上は日経平均で2万1000円近辺まで真空地帯です。

日々勇太朗




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