50%押し水準【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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リバウンド終了

 昨日の東京株式市場は3日続落となりました。前日の下落で5日移動平均線を割り込んだことでリバウンドが終わり、5日移動平均線自体が右肩下がりに転じたことで、短期、中期、長期全ての移動平均線が下向きとなりました。安値は1万7871円まであり、昨日提示した下値ターゲットに早くも到達。この位置は一目均衡表・転換線と1万6358円~1万9564円までの上げ幅の半値押し水準。3月24日~25日に空けた日足の窓も埋めました。

ここで押し一巡となるか

 ここで押し一巡となるのかどうかに注目となります。ここで下げ止まらない場合は上げ幅の61.8%押しとなる1万7582円や76.4%押しとなる1万7114円がターゲットとなりますが、ここは3月23日~24日に残した1万7049円~1万7197円の日足の窓の位置であり、3月19日の1万6358円安値で底が入っていると考えておりますので、この窓は埋めて欲しくありません。

CTAなどが仕掛け売り

 昨日の売買代金は2兆7000億円台と17日ぶりに3兆円を割り込みました。この下げは3月暴落時の投げ売りとは異なり、CTA(商品投資顧問)などが新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ロックダウンに対する思惑から指数先物などで仕掛け売りしたものと思われます。そうであれば以前にくらべ慌て狼狽する必要はないと思います。

日々勇太朗




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