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3月25日の戻り高値更新
東京株式市場は大幅反発となり、日経平均は3月25日の戻り高値を更新しました。米国に5日遅れとなりましたが、日足二段上げを達成。トランプ米大統領が早期の経済活動再開に意欲を示したことで、時間外取引の米株価指数先物の上昇を好感し、東京市場も買い優勢の展開。そこへ13時過ぎに中国税関総署が発表した貿易統計が後押し。3月の世界全体に対する輸出額が人民元ベースで前年同月比3・5%減だったことで、新型コロナウイルス感染拡大の影響による貿易縮小に下げ止まりの兆しが見られることで一段高となりました。
半値戻しターゲットも問題は出来高
日経平均は二段上げとなりましたが、TOPIXはまだ26ポイント足りません。ドル円は昨日お伝えした流れに変化はなく、NYダウは既に半値戻し(2万3890ドル)達成後、押し目を形成。9日高値を抜く場合は61.8%戻しの2万5239ドルが次のターゲットとなりますが、そういった流れとなった場合に日経平均の半値戻しとなる2万0236円がターゲットとなりえます。問題は出来高、売買代金で、昨日は出来高13億株、売買代金2兆2600億とエネルギー不足。やはり3兆円の売買代金が安定的に必要ではないかと思います。
日々勇太朗
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