GWを穏やかに過ごしましょう【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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NYダウは天井形成表示

 昨日の東京株式市場は3日続落となりました。原油価格の下落が止まらず、21日のNYダウは631ドル安の2万3018ドル引け。5日移動平均線を割り込み、一目均衡表でも転換線を割り込みました。日足は2万3627ドル~2万3365ドルに窓を空けました。4月16日~17日には2万3598ドル~2万3817ドルに窓を空けていましたので、アイランドリバーサル形状を形成し天井形成表示となりました。

ナスダックは下方転換シグナル

 ナスダック総合指数も日足の窓を空ける下放れ。75日移動平均線に上値を押さえられ5日移動平均線割れとなり、RCIがデッドクロスしてきました。MACDが下向きに転じ出しており、シグナルとデッドクロスすると下方転換シグナル点灯となります。

日経平均はMACDが下落

 日経平均は1万9000円攻防となっています。一時、1万8858円まで下落して25日移動平均線に接近しました。RCIは既にデッドクロスしておりますが、ここでMACDが下落に転じてきました。

ドル円はRCIがGクロス

 円高進行が心配されたドル円は107円台で横ばい推移となっていますが、こちらはRCIが早くもゴールデンクロスしてきました。下値を固めて25日、75日移動平均線が収斂している108.70円を越えることが出来れば、日経平均も25日移動平均線が下値サポート機能を発揮して上値を試すことも期待できましょうが、さて、日経平均とドル円どちらが先にポイントを抜け出すのか注目ということになります。

ポジションは軽めに

 騰落レシオが120%を超えたことで利食いを急ぐ動きとなっています。連騰を続けてきたジャスダックやマザーズも5日移動平均線を割り込みRCIがデッドクロスしてきました。25日移動平均線を割り込むまでは決め打ちはできませんが、流れは下向きに転じたように感じます。ゴールデンウィークが近づいてきており、ポジションは軽めにして穏やかに過ごしたいものです。

日々勇太朗

相場見通し

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