転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

NYダウは75日線明確に上抜け

 26のNY市場には少し変化の兆しが見受けられます。NYダウは529ドル高(+2.16%)の2万4995ドルで取引を終了し、75日移動平均線を明確に抜けてきました。日足は窓を空け、上髭の陽線形成です。

S&P500は上髭陰線

 S&P500は36ポイント高(+1.22%)の2991ポイント。寄り付きが3004ポイントで高値は3021ポイントまでありましたが後半失速。日足は窓を空け、上髭の陰線形成です。

ナスダックはほぼ丸坊主の陰線

 ナスダックは15ポイント高(+0.16%)の9340ポイントで取引を終了。寄り付きは9501ポイントとこの日の高値となっており、寄り天でした。安値は9333ポイントなので、終値はほぼ安値引け。日足は窓を空け、ほぼ丸坊主の陰線形成でした。

ダウ構成30銘柄に資金移る

 NY市場を牽引してきたナスダックに利食いが持ち込まれる一方で、ダウ構成銘柄の30銘柄に資金が移ったような展開でした。

東京は43日対等日柄通過し上昇加速

 昨日の東京株式市場は3日続伸となりました。25日移動平均線と75日移動平均線とのゴールデンクロスが近づいて参りました。43日対等日柄を通過して上昇が加速してきました。次の関門は2万1650円近辺に走る200日移動平均線です。

実感伴わない株高

 それにしても売り越しを継続する大半の海外投資家の懸念をよそに、日経平均は安値から2カ月超で30%を超える上昇となってきました。ようやく都市封鎖が解除となりましたが、今後のライフスタイルや働き方に大きな変化を迫られ、先行きの経済回復にも自信が持てない個人投資家も実感が伴わない株高に違和感を覚えていることでしょう。

200日移動平均に注目

 しかし相場は「悲観の中に生まれ、懐疑の中に育つ」という相場格言通りの展開。乗り遅れ組が飛び乗りだしたのか売買代金が2兆8756億円と急増しました。日経平均の25日移動平均線乖離率は6.6%、25日騰落レシオは131.5%です。200日移動平均線が戻り売りの急所となるのか、はたまたあっさり突破するのか注目しましょう。

日々勇太朗

相場見通し

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