NT倍率14倍台【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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今月も期待も流れの変化を留意

 6月相場がスタートしました。新型コロナウイルスの感染拡大により急落スタートとなった本年相場ですが、3月を底値に2カ月続伸となり、4月、5月と月足大陽線を建てることが出来ました。年明けから月足は3カ月続落後、2カ月続伸となりましたので、小回り3カ月で今月も期待したいところです。ただ、足元は非常に過熱状態が続いており、来週はメジャーSQとなりますので、流れが変わる可能性があることに留意する必要はあるでしょう。

TOPIXはもたつく

 月替わりの昨日は寄り付きから急上昇していき、日経平均は2万2161円高値までありました。しかし、TOPIXはもたもたしており、日経平均の上昇についていけない状況でした。TOPIXは5月28日が戻り高値で2日間足踏みとなっています。そのためNT倍率が14倍に乗せし、2月半ばから3月上旬に推移したレベルまで拡大してきました。これはあまり良い傾向ではありません。

銘柄を絞り込み個別物色

 個別を見ても値上がり銘柄より値下がり銘柄が多く、一部には買い疲れ感も出てきているようです。今後は銘柄を絞り込んでの個別物色が中心となるのではないでしょうか。来週のメジャーSQまでは個別銘柄の突っ込み買い、噴き値売りで対処。そしてSQ通過後は大勢の値動きを冷静に観察するということになりそうです。

日々勇太朗




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