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4日続伸も上値重い
昨日の東京株式市場は4日続伸となりましたが、上値が重たくなってきました。日足ローソク足は2日連続の陰線形成。2万3000円接近では利食いが持ち込まれているのでしょう。25日移動平均線との乖離率が10%近くとなり、25日騰落レシオも150%前後と過熱状態。また、3日の東証空売り比率が35%台に低下したことで買い戻しが一巡しつつある印象。
小型株には調整色濃く
来週末のメジャーSQまでは先物需給により値を保つか更に上値を追う可能性は残っていますが、小型株には調整色が濃くなりつつあり、「頭と尻尾はくれてやれ」的にはここは静観となります。マザーズ指数が5日移動平均線を割り込んできました。本日、一目均衡表の雲が捻じれますが、977ポイントの転換線を守れるかどうかに注目です。割り込み出す場合は877ポイントに位置する基準線まで一気に下げる可能性があります。
調整局面ではマザーズ先行
東京株式市場を牽引してきたのがマザーズ市場だけに、全体相場の調整局面入りではマザーズが先行して下げていくことが考えられますので、注意深く観察せねばなりません。
日々勇太朗
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