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外電の影響で乱高下
昨日の東京市場は外電の影響により乱高下となりました。寄り付きはNY高を受けて上放れスタートとなり、今月16日のザラ場高値を抜く日足二段上げとなりました。しかし、売買代金が盛り上がらず、約20分で横ばい推移へと移行。10時を回るとナバロ米大統領補佐官の「中国との通商交渉は終わった」という発言が伝わり急落。前日比238円高の2万2675円から、前日比180円安の2万2257円まで下落することになります。
後場寄りV字回復もダウ先下落
しかし、相場急変の切っ掛けを作ったことを反省したのか、ナバロ氏は自身の発言の趣旨について報道とは異なると否定的な見解を示したという報道に加え、トランプ大統領が「中国との貿易合意は全く損なわれていない」という発言も伝わり、後場寄りには昨日高値の2万2693円まで上昇するというV字回復となりましたが、引けに掛けては時間外取引のNYダウ先物が下落しだしたことで、大引けは111円高の2万2549円といった具合で何とも不可解の乱高下が起こりました。
レンジ相場の域は出ず
結局、日経平均の日足ローソク足は長い下髭を引いたほぼ十字足の陰線を形成しました。出来高は11億9200万株、売買代金は2兆2700億円と前日比で増加しましたが、これだけの乱高下の割には非常に少ないという印象です。結局のところは2万1500円~2万2500円でのレンジ相場の域は出ていません。6月8日の2万3178円高値を抜くには、やはり売買代金の急増が必要です。そうでない場合は二番天井形成から調整入りというルートが考えられます。
日々勇太朗
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