今月末のTOPIXは重要【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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ナスダックに連れ高できず

 先週の東京株式市場は反落となりました。東京都で新型コロナ感染者が俄かに増え始めたことで、米ナスダックが連日の史上最高値更新にも連れ高できない一週間でした。米国でも日々4~5万人の感染者が確認されていますが、市場予想を上回る景気指標が相次いだことのほうを評価。これは人種気質の問題なのでしょうか。

相場全体は調整局面入り

 日経平均の週足自体は陽線形成ですが、TOPIXの方は陰線形成。NT倍率が過去最高水準となり、相場全体は調整局面入りです。両指数ともに13週線と26週線のゴールデンクロスが近づいていますが、TOPIXの月足では24カ月線が50カ月線とデッドクロスしかけてきており、今月末までに1595ポイントを抜くことが出来ない場合は、2002年や2008年のデッドクロス同様に長く深い下落相場が始まることになりましょう。

日々勇太朗




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