活況感なき不思議な上昇【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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日経平均407円高で全業種上昇

 後付けの解説は出来ますが、薄商いの中でなぜ、これほど上昇したのかを的確に説明する言葉が見つかりません。6日の日経平均は407円高の22714円。値上がり銘柄数1888、値下がり銘柄数244。33業種全てが上昇しましたが、出来高概算10億株、売買代金1.8兆円で取引を終えています。

日経平均レジスタンスライン突破

 日経平均は6月16日以降は2万2624円~2万1529円の中での保ち合い相場となっていました。下値は200日移動平均線がサポートし、上値は25日移動平均線がレジスタンスとして意識されていました。しかし、昨日はそのレジスタンスラインを突破してきました。

昨日の動きだけでは判断できず

 一方、TOPIXの25日移動平均線は1581ポイント、6月16日高値が1597ポイントであり、昨日の終値ではまだ保ち合い相場内での動きにとどまっています。先物主導による仕掛け買いだけなのか、本格上昇相場再開なのかは昨日の動きだけでは判断できません。活況感なき上昇相場であり、TOPIXがレジスタンスポイントを抜けるのかどうかで考えるところでしょう。

日々勇太朗




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