決算を確認しつつ【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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売買代金低調で上値重い

 先週の東京株式市場は3日立ち合いでしたが、前週比55円高と上を取る続伸となりました。しかし、日米共に決算発表の本格化を前に慎重姿勢も見られ、上下幅は345円と小幅なものに留まりました。7月第2週に13週線と26週線がゴールデンクロスしましたが、一目均衡表・週足では2週続きで雲上限に上値を押さえられています。一方、TOPIXは小幅反落となり、一目均衡表の雲下限にも届きません。日々の売買代金が低調であり、テクニカル指標が好転しても上値は重いという印象です。

勢い止まれば個別物色

 今月も残すところ今週5日間。6月末終値は2万2288円であり、これ以上で終えれば月足4連騰となりますが、過去10年遡ると月足5連騰以上は2度しかなく、そろそろ勢いが止まることも考えておかねばなりません。決算発表を確認しながら個別物色ということになりそうです。

日々勇太朗




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