トレンドライン割れ【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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ナスダックは反発

 29日の米ナスダック市場は反発しました。前日に25日移動平均線に接近していましたので、サポート機能を発揮するのか、一気にブレイクされてしまうのかに注目しておりましたが、こういったところでの反発は米国らしいと感じました。

米株につれ高も値を消す

 主要3指数が反発したことで東京株式市場は連れ高スタートとなりましたが、高値は2万2506円と25日移動平均線手前までで頭打ち。その後はジリジリと値を消す展開となり、日経平均株価は5日続落となりました。5日移動平均線と25日移動平均線とのデッドクロスが近づいてきました。

決算確認で取り敢えず売り

 個別銘柄を見ても、四半期決算で最高益を発表した東京エレクトロンが続落で25日線に接近。同様に好決算で28日に年初来高値を更新したスタンレー電気も3日間で元の位置。好材料出尽くしの動きが目立っています。逆に営業利益半減のファナックは続落で75日線割れまで売られるといった具合。期待先行で上昇してきた株価は決算確認で取り敢えず売るといった動きとなっており、需給が逆転しだしたように感じます。

戻り売りヘッジ売り対処

 なによりも日経平均は6月15日と7月10日の安値を結んだ右肩上がりのトレンドラインを割り込んでしまいました。相場は戻り売り、ヘッジ売りで対処ということになりましょう。

日々勇太朗




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