バリュー株物色継続の可能性【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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閑散相場から雰囲気一変

昨日の東京株式市場は前日までの閑散相場から雰囲気が急激に変化しました。日経平均が高値更新し、幻となっていた8月SQ値を埋めました。それに連鎖した形でTOPIXも6月高値を更新しました。

最大2万4827円まで上昇

日経平均は6月8日の2万3178円から調整後、8月14日に2万3338円と高値更新。その後、閑散相場となり8月20日に2万2851円まで押し目を形成し、昨日上放れとなりました。典型的な「カップ・ウィズ・ハンドル」形状です。となれば、6月15日の2万1529円までの押し幅の倍返しで、日経平均は最大2万4827円まで上昇する可能性が出てきました。

感染拡大ピークアウトの兆候

今回の大きな変化は世界的な感染拡大のピークアウトの兆候です。となればウィズコロナ関連のグロース株に関してはピークアウトから調整局面入りとなり、今回は景気敏感のバリュー株の物色が今までのような打ち上げ花火ではなく、意外に継続して株価指数を押し上げるということになるかもしれません。バリュー株は今までの急騰場面では空売り等を入れても怖くない雰囲気があり売り安心グループでした。

買い戻し巻き込む上昇の可能性

TOPIXは6月高値をわずか51銭抜いた程度で所謂「一文新値」ですが、明確に抜け出せば、今回は買い戻しを巻き込む上昇となる可能性があります。TOPIXが終値ベースで1630.72ポイントを抜け出すことが確認されれば、下値を固めた日本製鉄(5401)や国際帝石(1605)に注目したいと考えております。

日々勇太朗




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