デイトレ週間【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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長期金利上昇で米テック株続急落

注目された米8月の雇用統計は非農業部門の雇用増は市場予想通りでしたが、失業率が市場予想を大幅に上回る改善となり、長期金利が上昇。そのため、前日から利食いを急ぐ動きが見られた米テック銘柄が続急落となりました。ペンス副大統領がパンデミック救済策の合意なくとも政府機関閉鎖は回避することで民主党と政府は合意したとしたことで、マーケットの追加支援材料期待が後退。

米主要3指数急落もトレンド崩れず

4日の米主要3指数は急落しましたが、引け際にはある程度引き戻して取引を終了。NYダウは3日のザラ場高値である2万9199ドルから4日ザラ場安値の2万7664ドルまで急落後、2万8133ドルで取引を終え、ナスダックは2日のザラ場高値1万2074ポイントから4日ザラ場安値の1万875ポイントまで急落後、1万1313ポイントで取引を終えています。ザラ場段階では25日移動平均線を割り込みましたが、大引けベースでは死守しており、トレンド自体が崩れた訳ではありません。

窓埋めしなければ下伺う

NY市場はレーバーデイで3連休ということもあり、昨日の東京市場は方向感に欠ける展開。シカゴの日経225先物は一時2万2830円まで下落しましたが、大引けは2万3175円で帰ってきたことで、こちらも5日移動平均線を割り込んだ程度でトレンドに崩れは見られません。ただし、日経平均現物指数は9月3日を中心に両サイドに日足の窓を空けており、アイランドリバーサル形状。日足の窓埋めには2万3426円まで上昇が必要であり、埋められない場合は下を伺う展開が予測されます。

ポジションを軽く

個別は先日ご紹介した農業総合研究所(3541)、SBIホールディングス(8473)2銘柄ともスマッシュヒットとなりました。今週はレイバーデイ明けの海外勢の動向に加え、週末メジャーSQとなりますので、ポジションを軽くして、売買ともにデイトレに徹することが良いと思います。

日々勇太朗




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