逆指値の手法【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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米議会依然対立残る

米国はレイバーデーの祝日明けとなり議会が再開されます。7月末で切れた失業給付の上乗せ、8月上旬に切れた中小企業の給与肩代わりに続いて、9月末には航空業界の雇用支援策が打ち切りとなります。大統領令で継続となっている支援策もありますが、予算措置を伴うものは正式には議会を通過した法案が必要です。その議会では依然として対立が残っています。

休会明けの議会を見守る

先週末はペンス副大統領がパンデミック救済策の合意なくとも政府機関閉鎖は回避することで民主党と政府は合意したとしたことで、支援策での合意期待が後退しました。民主党は最初3兆ドルの規模を主張していたものを2兆ドルへの減額まで歩み寄りをはかりましたが、共和党は1兆ドルの主張を引っ込めておらず、隔たりは大きく気になるところ。財政赤字が大幅に増加する中で、休会明けの議会を不安げに見守らざるを得ません。

今秋にも総選挙の可能性

日本では総裁選が告示されました。マーケットは総裁選の結果をある程度織り込みであり、その次を見ているというところでしょう。新内閣の顔であったり、巷噂される衆院解散・総選挙のタイミングです。10月25日総選挙といった観測が流れていますが、今なら自民圧勝でしょう。自民党の総裁選は535票(国会議員394、地方141)に過ぎないため、無派閥総理誕生となれば、国民にお墨付きをもらう総選挙が今週にも行われる可能性が高い訳です。
衆議院議員の任期は既に迫っているため、新型コロナ感染者が足元減ってきていることもあり、再度急増の可能性がある今冬を迎える前に解散・総選挙の可能性は高いのではないかと思います。年を越してしまえば、パンデミックでも開催するとIOC副会長が言及した東京五輪もあり日程が窮屈です。

見通し辛い一週間

さて、レイバーデー明けのはどんな動きとなるのでしょう?この原稿執筆中には分かりません。夏休み明けの機関投資家などの動向を見なければ、東京市場も予測しにくいところがあります。また、週末のメジャーSQという予定もあり、今週は見通し辛い一週間です。

デイトレ対象のメディアリンク

デイトレならばストップ高連発のメディアリンク(6659)が貸借銘柄なので、売りでも買いでも逆指値を入れながら、腕に覚えのある投資家には格好のデイトレ対象となりましょう。発行済み株式数の倍の出来高ができたため、ピークアウト近しの印象ではありますが、ロスカット管理だけできればディーリングしやすい銘柄に見えます。
移動平均線などのテクニカルを使うもよし、投資家なりの値幅で設定するもよし。間違ってもストップ値で逆指値をしないこと。張り付いたら清算できないため、1~2円手前にタッチしたら成り行きで返済するよう逆指値をしましょう。

日々勇太朗




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