米株市場は中期的調整局面入りか【転ばぬ先のテクニカル】

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2万3000円台キープも…

前日の東京株式市場は続落しました。23日の米株市場が崩れたことが影響していますが、中間配当取りの買いが入っていたのでしょう。下げ幅は限定的で2万3000円台はキープしました。ただ、日経平均は25日線割れとなり、5日線と25日線とのデッドクロスが近づいてきました。来週29日の権利落ち後を見てみないとトレンドが掴み辛いのですが、一目均衡表では転換線を割り込み基準線にタッチしてきました。

ダウ、ナスダックも13週線割れ

米国市場はどうも短期調整ではなく、中期的な調整局面に入ったようです。NYダウもナスダックも13週線を割り込んできました。今までは短期の押し目場面が絶好の買い場となってきましたが、今回はそうではないようです。特にナスダックは先月の安値を下回ってきており、このまま1万1775ポイント以下で月末を迎えれば、月足ローソク足が8月の陽線を9月の陰線がそっくり包む「陰線包み足」となってしまいます。

月足陰線包み足は確率高い売り線

今年2月に1月の月足を包む陰線包み足となった翌月はご存知のコロナ暴落となりました。過去最高値圏での月足陰線包み足は確率高い売り線であります。NYがこのような状況では東京市場も配当権利落ち以降は値幅調整へと移る可能性があります。十分注意を払いながら、ここより相場を見ていかねばならないと思われます。

日々勇太朗




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