並び赤を否定【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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ダウ先下落で後場値を消す

昨日の東京株式市場は大幅反落となりました。午前中は米大統領候補討論会を睨みながら小動きでしたが、後場に入ると時間外取引のNYダウ先物が下落に転じたことで東京市場も値を消しました。

バイデン氏増税訴え米国経済に懸念

討論会について米メディアは軒並み酷評しています。CNNのジェイク・タッパーは「史上最低だった」と述べています。そのCBSの「誰が討論会に勝ったのか?」アンケートではバイデン勝利48%、トランプ勝利は41%でした。これは現在の世論調査と同じ数字です。トランプ減税を全て白紙に戻す増税プランをバイデン氏が訴えたことで、先行きの米国経済に対する懸念が広がったものと思われます。

2万3500円台が重い

日経平均は窓を開けて同じような陽線が2本並んだ足型「上放れ並び赤」が出現し、昨日の寄り付きが上寄りすればさらなる上昇が期待できるところでしたが、下放れてしまったことで並び赤を否定。その後の下落では5日線や25日線を割り込んでしまいました。一目均衡表では転換線を割り込み、遅行スパンが日々線に接近。30日のNY株次第ですが、このような状況では2万3500円台が重いといったことになりそうです。

農業総研は四桁近辺へ

個別では9月2日に560円台でご紹介した農業総合研究所(3541)に再度注目します。9月16日に765円まで上昇後は調整局面入りしていましたが、昨日は770円まであり、終値でも44円高の751円と引け新値となりました。累積出来高の多い価格帯を突破してきましたので、次は四桁近辺まで足を伸ばす可能性があります。

日々勇太朗




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