先物は陽の陽孕み【転ばぬ先のテクニカル】

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買い戻しだけでなく新たな買い手?

昨日の東京株式市場は7日続伸となりました。前日は高値から374円下押す上髭陰線となり目先の天井を取ったかと思われましが、昨日は更に上値追いとなり力強さを印象付けました。この7連騰では内6日間、寄り付きでギャップアップしており、買い戻しだけでなく新たな買い手が日本株に向かってきているのかもしれません。

上抜けなければ酒田五法では売り線

先物に目を向けるとシカゴの日経225先物やCFDでは10日の夜間に2万5900円高値がありました。昨日は10日の上髭部分の中での陽の陽孕みとなっており、上抜けなければ酒田五法では売り線です。TOPIXは1月20日の1744ポイントを射程に入れてきましたが、こちらも先物では陽の陽孕みとなっており、しかも2日連続で実態部分より長い上髭陽線の連発です。

高値から値を消す銘柄目立つ

物色はグロース株からバリュー株という流れとなっておりますが、それらは高値から値を消す銘柄が目立ちました。2兆4300億円に積み上がっている信用買い残は今まで見捨てられてきたバリュー株のナンピン買いで膨らんだものと思われ、直近の急上昇で戻り売りが出てきているのではないでしょうか。

週末はオプションSQで変化日

今週末はオプションSQであり、また前回10月15日前後とした変化日が今月は13~16日に到来します。水星が逆行から順行にチェンジした11月3日から株価急騰となってきましたが、同時に逆行していた火星が順行に戻るのが11月13~14日です。ここから更に上昇加速となるのか、逆にUターンとなるのか興味深いところです。

日々勇太朗

相場見通し

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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