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出遅れた投資家の買い入る
昨日の東京株式市場は続伸となりました。米国市場はマチマチの展開でしたが、ナスダックが最高値を更新。感謝祭の祝日により海外勢の参戦は限られるかと思われましたが、押し目では出遅れた投資家の買いが入ったようです。ただ、日経平均は前日、急速に値を消す展開だっただけに2万6500円以上は戻り売りもでてきましょう。
個別銘柄による餅つき相場へ
米国では感謝祭が過ぎると休暇入りする市場関係者が多く、今後は海外勢が相場を牽引するシナリオは描きにくくなると思われます。GPIFが日本株比率の上昇により売りに回りだしているという報もあり、今後は指数よりも年末相場特有の個別銘柄による餅つき相場へと軸足が傾くのではないでしょうか。
経済正常化期待を相当に織り込む
ここで指標を確認すると日経平均のEPSは現在1070円程度。PERは24.5倍です。また気が付けばPBRは1.2倍に上昇してきており、2018年10月以来の水準です。経済の正常化期待を相当に織り込んでしまった水準となっています。
マザーズは引き続き要注意
本日から受渡ベースで12月相場入りとなります。本日以降、年末までに28社のIPOが予定されており、需給面からマザーズ市場は引き続き要注意でしょう。
日々勇太朗
相場見通し
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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