決算が良好な銘柄を物色

 

米国企業の決算が良好であり、欧米では株価指数が史上最高値を更新する動きとなり、日経平均株価も2万円をチャレンジする動きとなっている。一方で、経済指標に目をやると弱いものが目立ち、コンセンサスとの差を示すシティのエコノミックサプライズ指数(米国)は4月から急低下し、3月の60付近から現状-20と急速に悪化している。これはトランプ政権への期待と現状との差が徐々に表れているのかもしれない。
また、足元の中国株の弱さも気にかかる。中国の経済指標に変調は見られないが、商品価格は下落傾向にあり、需要の弱さが感じられる。
この辺りの動きを見ると景気はすでにピークアウトしてしまっている可能性も高い。企業決算は良好なため、資金流入も見られ株式市場の環境は良好であるが、バリュエーションは高水準にあり、突然、市場の方向が変わる可能性もあり、用心深くしておくことに越したことはないだろう。
投資先としては決算が良好、および今後も需要が継続するであろう銘柄を挙げたい。半導体製造装置へのニーズは依然として伸びていることから東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(7735)など。それに人手不足が継続していることからパソナグループ(2168)、アルトナー(2163)。これに加えて五輪に向けて需要が一段と加速すると見られる建設業界から大成建設(1801)と大林組(1802)などに注目している。
プロフィール
1977年滋賀県生まれ 2000年滋賀大学経済学部卒、光世証券
入社後先物オプションや現物の自己売買部門を経て、2015年12月よりコンサルティンググループに所属

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