アベノミクス相場を徹底検証~日経平均の第五波動に期待  国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞

アベノミクス相場をエリオット波動理論における「中期の波動」として日経平均を検証する。
安倍政権が発足した2012年12月26日の日経平均は1万230円であった。その後、第一波の上昇波は2013年12月30日の1万6291円まで約59%上昇した。調整波の第二波は、2014年4月14日の1万3910円まで約15%下落した。第三波の上昇波は2015年6月24日の2万868円まで約50%上昇した。第四波の調整波は2016年2月12日の1万4952円まで約28%下落し、現在継続中である。第一波の上昇波では実質的には約13か月上昇し、第三波の上昇波は約14か月上昇した。そして第一波と第三波の上昇波の中に三つの変動波が存在していることから波動理論は完成している。
また日経平均の第二波の調整波において注目すべきは、10か月の調整期間を経過した後、2014年10月17日の1万4532円から立会日数のわずか12日で2405円急騰し、第一波の高値を一気に突破した。その後も騰勢を強め34日後の12月8日まで3403円高くなった、現在、日経平均は第三波の高値から10か月経過していることから、近い将来に底値圏を脱出する可能性が高い。
いづれにしても現在進行中の第四波の調整波が終了し、第五波の上昇波へ移行することが期待される。

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