日経平均は上昇相場へ変化|国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏【相場展望】

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞
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今後の動きをテクニカル分析

   
 今後の相場を展望する為、日経平均株価をテクニカル分析した。まず昨年10月2日の高値2万4270円から急落し12月25日の1万9155円まで5115円下落した。その後今年4月25日の2万2307円まで61.6%もどした。これはエリオット波動理論の戻りの限界である。その後6月4日の2万0408円まで調整した後、現在は上昇相場に転じている。

今後株価が大きく「変化」するポイントは?

 次に昨年10月の日経平均の高値以降の価格帯を分析すると、多くの期間において2万1000円から2万2000円の相場で推移している。以上のことから当面株価はこの価格帯で上下する可能性が高い。今後株価が大きく「変化」するポイントは、昨年10月2日の高値と今年4月25日の高値を結んだ、上値のレジスタンス・ラインと、昨年12月25日の安値と今年6月4日の安値を結んだ下値のサポート・ラインを伸ばしていくと、大きな三角形のフラッグを形成している。

日経平均は当面、強気相場

 このフラッグを上に突き破り、今年の4月25日の高値を更新すると、日経平均は新しい相場の波動を形成することになる。次に日経平均の強気転換及び弱気転換を明確に示す新値三本足において、5月7日の2万1923円で陰転し、12本の陰線を入れた後6月10日に2万1134円で大陽転した。NYダウも6月7日に陽転し、世界の株式市場は上昇基調になった。以上のテクニカル分析から、日経平均は当面、強気相場が続くものと判断する。




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