日経平均は長期上昇相場へ始動|国際テクニカルアナリスト 武蔵 宗久氏【相場展望】

225先物「ハチロク」の裏話|証券市場新聞
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日経平均はクリスマスまで上昇

 日経平均はリーマンショック後の2009年3月10日の安値7054円から上昇相場が始まり、昨年10月2日の24270円まで約10年で3,4倍上昇した。そして昨年12月25日の19155円の急落で長期波動は終了した。エリオット波動理論における長期の上昇波は、三段で上昇し、調整波は二段で下降する。その波は小さい波動が積み重なり大きな波動へ導かれると定義される。日経平均は、底値から現在まで明確にエリオット波動の波を形成している。昨年12月25日をスタートして今年2月4日まで小波動の一段上げ、2月8日調整波の後、3月4日まで二段上げ、3月25日調整波の後、4月25日まで三段上げ、その後6月4日まで二段の調整波の後、7月25日まで三段の上昇波、そして8月26日まで二段の調整波を形成している。その後9月24日まで第一段の上昇波の後、10月1日まで二段の調整波を形成し、現在は二段目の上昇波になっている。この波動で注目すべきは、日経平均の大底からの上下波動の期間が一致している点である。まず昨年12月25日から4月25日まで四か月上昇波を形成した。そして8月26日まで四か月の調整波を形成している。この波動期間が今後も継続した場合、現在の二段目の上昇波の後には近い将来必ず下降波を形成することになる。その後の三段目の上昇波の高値は四か月後の12月25日前後になる可能性が高い。




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