前途多難な2021年【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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ここまで急騰するとは思っていなかった

2020年の株式市場は30年4か月振りの高値更新で引けた。3月に大暴落したときには大半の投資家が、ここまで急騰するとは思っていなかっただろう。

恐怖心から株式投資が出来なくなった人もいる

筆者の周辺でも年後半に大きく利益を得ることができたという方が多かったが、このような投資家は、常日頃から独自で銘柄分析を行っていて積極的に売買を行っている投資家が大半。一部の日経平均構成銘柄と値動き良いマザーズを中心としたグロース銘柄以外では物色の圏外に放置されている銘柄は多く、3月暴落時に損切りして、それ以降、恐怖心から株式投資が出来なくなったという人もすくなからず存在する。

格差が更に拡がる

しかも株式投資を全く行わない人にとっては、株高の恩恵はなく、勤務先の経営難からリストラにあって、再就職先が見つからずに新年を迎えて生活費に困っている。新型コロナの感染拡大が続くなか、世界各国は未曽有の金融緩和を継続するだろうから、当面は株高が続きそうだが、株式投資をする人としない人との格差が更に拡がることになるだろう。そういう意味では前途多難な2021年だ。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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