昭和バブルとの比較【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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今年に入っても強い動き

今年に入っても強い動きを受けて、読者の方々からの問い合わせが増えてきた。緊急事態宣言を受けてセミナーは昨秋以降、行っていないことから直接読者と会話する機会が減少したが、コロナ渦以前と現在を比べてみると圧倒的に若い方が多くなった。それら若い方からの問い合わせで質問を受けたのが昭和のバブルと現在の比較。

当時より生き残ることは難しい?

よく昭和のバブル相場から現在の急騰相場の危うさを指摘する方がいるが、その当時はインターネットが普及してなくて、先物・オプションも無く、情報はTV・ラジオか新聞など紙媒体を通じてしか取得できなかった。仕手筋が存在して業績など裏付けなくて上昇する銘柄も多く、そんな昭和のバブルとは単純比較できない。それに加えて、当時とはやはり株式投資を行う個人が圧倒的に少ない。今回の上昇相場ではCMEや時間外での225先物で乱高下するケースが多く、24時間リアルタイムで動くマーケットで個人が外資に勝ち抜くことが容易ではない。この先、今回もどこかでバフルが崩壊するかもしれないが、昭和のバブルと当時より生き残ることは難しいかも知れない。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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