緊急事態宣言の限界【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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身近なところでも感染の話

緊急事態宣言は事前の予想通リ延長となった。筆者の身近なところでも感染の話を聞くことが増えた。
5月から本格化している決算発表でも昨年以上にZオンラインでの会見が増えている。取材先の上場企業でも在宅勤務の方が増えているので、多くの方が感染対策に対してできる限りの努力をしている。その半面、日本医師会の会長が自ら発起人となり、政治家の政治資金パーティーに参加していた報道を見ると、一般庶民がどれだけ努力しても医療のトップがこんな行動をしているなら意味がないかと感じるのは筆者だけだろうか。政治資金パーティーを受け入れる政治家はもとより、それを批判しない野党議員も同類だが、国民を代表する方々が正念を改めないと感染は沈静化しないかもしれない。

支援と両立させた行動制限

現状の感染者数では緊急事態宣言の再々延長も不可避な状況だが、サービス業を中心に我慢の限界が来ている。給付金の審査も厳しくなり、政府の支援策の効果も低い。支援と両立させた行動制限など米国などのような大胆な対策を打たない限り感染者と生活苦の不幸な人が増えるだけだ。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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