虚しい東京五輪【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞

 

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世界のベストメンバーが揃わい

いよいよ23日から東京五輪が始まる。開催の是非については物議を醸しているが、ワクチン接種率が高いイスラエルでさえ、感染者か再度拡大しているのだから、結局のところ開催を強硬しても後悔しか残らないのではと思った。競技が始まれば、日本人選手がでれば応援するだろが、世界のベストメンバーが揃わないなかではメダルを獲得しても素直に喜べないとも思うのは筆者だけだろうか?

海外客との交流がない

コロナ感染前のラグビーワールドカップ2019には神戸へ取材に行かせてもらったが、海外から応援にきたサポーターと交流できたことが今でも思い出に残っている。今回は無観客でないとしても海外からの応援客が無理な状況下では、日本人と海外客との交流がないのも虚しさがのこる。1940年の東京五輪は日本が開催を返上したが、戦後に開催が実現した。第二次世界大戦当時と今を比較できないが、開催を返上して、コロナ収束後に再度立候補してもよかったのではと思う。色々思うところはあるが、開催するからには無事に終了することを願うのみだ。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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