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秋の衆院選を待たずに慌てる
東京都議選の結果や西村大臣による飲食店への融資圧力発言を受けてか、筆者の居住する地域でも自民党議員の広報活動が目立ってきた。
駅前や大型ショッピングモール前での演説は、普段なら地元の市会議員や維新の議員をよく見かけるが、7月に入ってからは衆院選中しか見かけることがなかった自民党議員が駅前で熱心に演説を行っていた。感染対策や五輪開催などでの不手際に加えて、申請しても支給されない支援金など、現政権への不満は誰もが鬱積しているだろう。先の西村大臣発言に対する世間の批判は想像以上に強く、秋の衆院選を待たずに慌てて地元に帰って前倒しで行っているように見えた。
自公がダメなら野党に入れる選択肢もない
思い起こせば、東日本大震災と原発事故での対応の不味さが民主党政権崩壊の序章となった。危機対応ができない意味では立憲民主党として組織を一新した野党第一党も同じであり、自公がダメなら野党に入れる選択肢にならないと思っている有権者は多いだろう。
その結果、投票したい政党がないから選挙に行かなくなる有権者も国をダメにする一因。もっと政治家に怒りを示すべきだろう。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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