感染抑制と経済活動の両立【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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感染者は更に増える

4度目の緊急事態宣言が発動されてから数週間が経過したが、感染者は更に増える状況になっている。筆者は基本在宅勤務で、コロナ禍での生活は基本変えていないが、近所のお寺さんからは、前回の緊急事態宣言時に中止していた供養会を今回は開催するとの案内が来て、参加しようとした母を無理やり止めるのに苦労した。「五輪だって開催していたし、ワクチンを2回接種したから大丈夫」が母の言い分だが、そういう気の緩みが感染に繋がってしまう。緊急事態宣言下でクラスターが発生してしまったら、仏さまも成仏できないと思うが、幾度に亘る緊急事態宣言で危機意識が薄れてきているのが、感染拡大の一因になっているかも知れない。

外出しないと収入を得る手段がない

ただ、自粛も限界に来ているは間違いない。自治体の長からはロックダウンを政府に提言していたが、外出しないと収入を得る手段がない人には、家の中に籠って餓死しなさいと言っているようなもの。それなりに強硬的な行動制限をかけるなら、政府も生活面での補償をしなければならない。感染抑制と経済活動の両立という難しい対策が迫られている。

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

by 株価チャート「ストチャ」

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