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在宅ワークの仕事が完全にコロナ禍以前に戻ることはない
緊急事態宣言が全面解除解除された。解除される直前の週は取材などの用事で大阪市内に出掛けることが多かったが、通勤時間帯の電車は、座れることが多いうえ、以前なら正午過ぎに満席だった中華料理チェーンも空席が目立つ状況は変わらないままだ。
宣言が全面解除解除されたからと言って在宅ワークの仕事が完全にコロナ禍以前に戻ることはないので、都市部の飲食店はある程度、顧客が戻ったとしても厳しい経営が続くのではないかと思っている。
行楽面でどれだけ需要を取り込めるか？
一方、プロ野球の試合は９月上旬に覗く機会があったが、外野スタンドは満席状態に見えたので、公表の観客数以上に動員している印象だった。在宅ワークはしているが、近隣で遊びには行きたいと思っている人は多いようなので、今後は、行楽面でどれだけこの様な需要を取り込めるが消費回復の鍵になるだろう。球場が満席でもコロナ感染者が出た話は聞かないので、飲食店を含めて感染対策を徹底すれば、安全に行動できるという安心感を与えることが重要だろうと感じている。ただ、元の生活限りなく近く戻るには時間がかかるだろう。
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