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地味な食品スーパー
１０月の関西スーパーの臨時株主総会でＨ２Ｏに軍配が上がったと思われていたＯＫストアとの争奪戦は結局、最高裁にまでもつれることになった。大阪に住む一般庶民的な感覚では、住宅街に近い幹線道路沿いで店舗を地味に構えている関西スーパーに神奈川のディスカウントスーパーが何故、それほどまでにこだわるのかがが不思議でしかないが、様々なメディアに書かれているようにそれなりの魅力があるのだろう。
スーパーは単なる利益追求だけではダメ
筆者の住む近隣では、岐阜のスーパーが生鮮の品揃えで人気を集めて、大阪地盤のスーパーから顧客を奪っているので、オーケーもむしろ買収を選択せずに大阪に直接進出して顧客の判断を仰ぐほうが良いのではと思う。
臨時株主総会では業績悪のイズミヤと阪急オアシスとの統合に疑問を示す株主も多かったそうだ。イズミヤに関しては駅前の大型店舗の閉鎖や縮小がこの数年で目立ったが、駅前故に衝撃を受けた住民も少なくない。スーパーは単なる利益追求だけでなく、地域住民の生活も担っているだけに、今回の争奪戦も地域貢献には配慮してほしい。
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