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4月4日から移行
東証で既存の市場全てが廃止され4月4日からプライム市場、スタンダード市場、グロース市場に再編される。
ジャスダックの泥臭さが魅力だった
特に感慨深いのが大証が運営したジャスダックが消えること。大証の新興企業向けナスダック・ジャパンがヘラスクレスへと名を変えて、ジャスダックと統合、その後、大証の現物市場廃止とともに東証へ運営が移っている。新興市場がマザーズと2つ存在していることの非効率さは否定できない。しかし上場から60年近い企業も存在するジャスダックの泥臭さが魅力だっただけに淋しさを感じる。
当初は違和感を感じるかもしれない
4月4日からはジャスダックのグロースとマザーズが統合されてグロース市場に移行し、ジャスダックのスタンダードがプライム市場を選択しなかった東証1部や2部の銘柄と統合されてスタンダード市場に移行する。東証1部でも有名な大手企業がスタンダードを選択していることから、そのような企業とジャスダックや2部だった銘柄と混在することに当初は違和感を感じるかもしれない。新市場が定着するには時間がかかるかも知れないが海外から見て分かりにくい東証が認知されることを願うばかりだ。
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