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名称が変更になっただけ
東証がプライム、スタンダード、グロースの新市場に移行してから2週間が経過した。新市場の細かい基準を覚えていないが、様々な銘柄を日々チェックするなかで、「この売上規模でプライム市場なのか」と思う銘柄が多く存在するので、1部、2部、マザーズ、ジャスダックから名称が変更になっただけだなと感じでしまった。
国際基準になるのは、まだまだ先
指数についてもスタンダード市場TOP20やグロース市場Coreなど新たな指数が登場した半面でマザーズ指数の公開も継続している。筆者の知人から「ジャスダク平均が無くなってしまった」との問い合わせがきたので説明したが、「存在しなくなった市場の指数で何故マザーズだけ公表するのか?」との疑問は、恐らく多くの個人投資家が感じていることかも知れない。
本来ならプライムに上場できる企業は、基準をかなり厳しくして厳選すべきで、大胆な市場再編による弊害も覚悟すべきだった。妥協に妥協を重ねた結果が現在の新市場の姿になったのだろうが、これでは日本の株式市場が国際基準になるのは、まだまだ先になる。
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