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日本でも100%安全が保証できる場所がない
8日は安倍元首相の狙撃というショッキングなニュースが流れた。常日頃から銃の所持が認められ、銃撃事件が度々話題になる米国に対して日本では冷ややかな目で見る向きが多かった。しかし、今回の事件では、個人で銃が作ることが可能であることから、規制があっても、日本でも100%安全が保証できる場所がないということが改めて痛感した。
異常な状態から脱却させた功労者
安倍元首相は、民主党から政権が移行して2次政権発足後は、黒田日銀総裁とともに緩和策を推進して、1ドル77円や日経平均8300円台という今から見れば異常な状態から脱却させた功労者として株式市場関係者の多くは見ているだろう。日経平均はその当時から3倍以上に上昇し、為替は1.7倍以上円安が進んだ。政策については賛否両論があるだろうが、実行力という点では過去の政権ではトップクラスだった。
平和ボケした現実を直視
ロシアのウクライナ侵略を契機に国家の防衛問題が論議されているが、元首相が安易に狙撃されたことを受けて平和ボケした現実を直視して、安全対策を見直さなくてはならない。そして、残された政治家には安倍元首相に負けない実行力を見せてほしい。
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