新型コロナ感染２５万人超えの不安【星野三太郎の株街往来】

感染者増に慣れ

新型コロナの感染者数が全国で２５万人を超えている。
一時期は１０００人超えでもかなりの危機的状況として報じられていたが、ここまで感染者が増えると慣れてくるのか、驚きもなくなってきており、そんな気の緩みも感染が感染を呼ぶ一因になっているのかなと気を引き締めべきだとも感じている。

「定点把握」に変更する要望

これだけの感染者だから筆者の周囲でも感染者が増えているが、無症状のまま１週間ほどで治ったとか、持病を持つ高齢の方でも入院はしたものの、２週間程度で無事に退院したとか、大事に至っていない。ただ、感染者が増えすぎて医療現場が逼迫しているのは深刻な問題。自治体からは、手間のかかる感染者の「全数把握」を定点となる医療機関を指定して定期的に報告を求める「定点把握」に変更する要望もでているそうだが、現場の負担を和らげて、少しでも治療に専念できる環境を作ることが急がれるのではないか。

無策で現状のままダラダラ過ぎていく

統一教会問題では、速攻で内閣改造に動いた岸田内閣も前政権比べてコロナ対策では動きが鈍い。無策で現状のままダラダラ過ぎていくと感染者が高止まりして、国民の不安が高まるばかりだ。

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