衰退する決算発表【星野三太郎の株街往来】

大証|企業速報 証券市場新聞
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月日が立つのが早い

3月期企業の第1四半期決算発表が一巡したかと思いきや2月期企業の第2四半期末である8月が通過し、数週間後からはそれらの決算発表が始まるから、月日が立つのが早いと感じる。

少なすぎる出席者

新型コロナの感染者が過去最高を更新し続けるも、先の第1四半期決算発表では対面での発表に戻す企業は増えた。ただ、大阪では決算発表に出席するマスコミはコロナ禍前と比べて格段に減少して、今回の第1四半期では筆者だけの出席となり、決算説明を行う社長と1対1になるケースがあった。既に大阪支社を廃止して東京だけというマスコミもあるし、興味がわかない企業には出席しないなど理由は様々だが、それにしても少なすぎると感じてしまった。

抜本的解決策がない

株主総会をオンラインでという時代に対面での会見の存在意義を疑問視する向きもあるが、直接会見してこそ経営者の表情を見てとれるというメリットもある。連絡があれば極力出席する方針だが、1社だけで孤軍奮闘してもどうにもならないと感じる虚しさもある。抜本的解決策がない中で発表事態が無くならないのを願うばかりだ。

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