大証|企業速報 証券市場新聞

この数カ月は偶然だが、かつて証券会社に在籍していた知人数人から業界に復帰する連絡を頂いた。昭和のバブル崩壊や山一証券の廃業、その後のリーマンショクなど幾多の暴落や証券危機を背景に北浜で活躍していた多くの知人が証券界から異なる業界へ転職していった。昔と変わることなく証券会社に在籍している知人は1人だけになったが、事業縮小を続けていた証券会社の中には新たな人材を登用して業務を拡張する動きがでているそうだ。無論、復帰できたとしても浮き沈みが激しい証券界で楽に働くことはできないが、人脈が多く昔の経験を活かせる意味では、良い選択になるかも知れない。

筆者の場合は業界を変えることなく証券専門紙の仕事を続けてきた。壊滅に近い業界では金銭的に残るものは少ないが、人脈と行動を共にしてくれる先輩方や同僚が資産になっている。年末になると忘年会や東京から帰省する友人からの連絡が多くなる。飲み代はそれなりに必要になるが、連絡がくるということは、人的な資産。大変有難いことだ。

Pocket