値上げも限界に来る？【星野三太郎の株街往来】

カップヌードルも今や贅沢品

昨年から様々なモノの値上げが続いており、数年前なら特価で１００円以下で買えたカップヌードルも今や贅沢品になってしまった。
直近では筆者が月に一回通っていた理髪店が５００円もの大幅値上げとなり、年間だと６０００円もの負担層になり驚いでしまった。岸田政権は物価高に対応すべく賃上げを要請しているが、零細企業の筆者には賃上げなんて無縁の世界。

我慢をしていた業界も

そう言えば、５月１日からは朝日新聞が朝夕刊セット版の月ぎめ購読料で４４００円から４９００円に値上げすることも話題になっていた。
値上げをできずに我慢をしていた業界がコスト高に耐え切れず今年になって一気に値上げに動いているようだ。ただ、同じメディアの人間がいう立場ではないが、いまやスマホやＰＣでは無料のニュースが溢れており、新聞を読まなくても不自由はない。散髪だって値上げになればもっと安価な店を探すだろう。
決算発表では価格転嫁で増益となった企業も多いが、業種によっては価格転嫁も限界に来て苦境に立たされる企業もでてきそうだ。

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