年初からの1カ月は原油安や中国経済など外的不安による株価暴落と、タレントの解散報道や不倫交際報道に振り回される結果となった。解散なんて決まってないことだし、他人の不倫交際なんて本来は一般庶民にとって関係ない話。解散については政治家がコメントしていたので「日本は平和な国だなぁ」と感じてしまった。
一方、原油安は中国経済の悪化は一般庶民にとって直接影響してくる。筆者の住む近隣のスタンドでは1リットル100円を切る状況になりつつある。原油安により、給油による支出が減ったことはあり難いことだが、その一方で株安による保有株の評価損に悩まれている方もいる。中国経済の悪化も、先行き訪日外国人客減による日本経済への影響が少なからずでてきそうだが、タレントの解散への懸念を語っても、これら国内経済についての現状があまり政治家から語られないのは違和感を感じる。実際には語られていても、それを報じないだけかも知れないが、今月は経済よりも芸能界の動向が国民的問題になっていたのに違和感を感じてしまった。
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